2015年10月、重度の突発性難聴にかかってしまった30歳(男性)の治療生活を記したブログです。 同じ病気で悩んでいる方に、私の治療方法と回復経過の情報が少しでも役に立てばと思い、このブログを開設しました。
2015年11月23日月曜日
発症から1か月を過ぎて
【11月18日(水)発症31日】
ついに1か月が経過した。
突発性難聴は、1か月で聴力が固定する説を主張するサイトが多い。
だが3か月で固定する説もあるようなのでまだ諦めてはいない。
なぜかというと、ここ最近も少しずつ聴力が改善してきている体感があるからだ。
ただ、中低音が聴こえてきているのだが高音域が聴こえないのは変わらない。全部聴こえなかった時期よりも、中途半端に聴こえるようになってからのほうが正直気持ちが悪い。でもなにも聴こえないよりは遥かにいいと思っている。
ただ高音域は一番重要。人の声の音域だから。
電車が通る音が聴こえてもあまり嬉しくはない。
右耳から「声」を認識出来ればどれだけ生活しやすいことだろうか。
今まではそれが当たり前だったのだ。
近くで人が、ある程度大きい声で発すると、その「音」が認識出来るようにはなった。ただ、右耳で「音」として認識出来る程度の大きさの声の場合、左耳で何を言っているのか聞き取れるのでなにも困らない。
これまで右耳でしか認識出来なかった大きさの声の場合、今は相変わらず「音」としても認識できず、無視した形になってしまう。
そんな状況。
そしてこの日から約1か月ぶりに職場復帰。
付き合いの深かった同僚らから歓迎されて嬉しかったが回復しての復帰ではないので微妙な感覚。心配かけて申し訳ない気持ちと、まだ全然治ってないことを伝えておかなければいけない気持ちと錯綜して少々疲れた。
職場はちょうど休職中に事務所移転していたので、行ったこともない新しい事務所。とても広く新しくていい環境になっていた。
しばらくは通院もしなければいけないし、定期を買う経路はどうしようか。
落ち着いたら考えよう。
【11月19日(木)発症1か月目以降】
発症から1か月分はそれぞれ日毎に記載してましたが、これからは週1か2程度の頻度の更新にします。
仕事復帰していてあまり時間が取れないのと、それほど日毎に大きな変化がなくなってきた時期というのもあります。
この日は仕事後、新橋へ行き鍼治療を受けて帰宅した。
仕事があっても鍼は継続出来るようだ。
【11月21日(土)】
久しぶりに高圧酸素へ行こうと思ったが予約がいっぱいで行けなかった。
その分、睡眠時間にあてることにし朝はゆっくりできた。
昼頃、F診療所へ。
2回目の硬膜外ブロックをやってもらった。
あと上頚神経節ブロックも。
帰りの電車で実感出来るレベルで右耳が聴こえる大きさがあがっている。
が、高音以外だ。ブロックを受けると中低音の大きさがあがる。
そろそろ高音域もあがってきてくれると助かるのだが。
電車のアナウンスの声、電車が通るときの騒音、大きな人の声。大体右耳でも多少は聴こえるようになった。左耳と比べると遥かに小さい音になっているけど。
F先生のブロック注射の効果は恐ろしいレベルに効く。
もっと早く受けてればよかったと今でも後悔する。
一応この日も鍼治療を受けてから地元へ戻り、また友人と食事。
この時間はストレス発散になっている。ありがたい。
【11月23日(月・祝)】
職場復帰後、3連休は初日以外はゆっくり休んだ。
多少は運動でもしようと思ったのだが、天気も悪く寒かったのもあり気分も下がっていたのでゆっくり療養した。
明日からまた仕事なのでよく休んでおかなければ。
ちなみに、本日F診療所のF先生が作っている日常損傷病学のサイトに突発性難聴の記事を載せていただき、このブログもリンクしていただいたので、ここで紹介。
「日常損傷病学 人としてチャレンジ(突発性難聴撲滅へ)」
URL:http://www.nanbyo-study.jp/?p=2746
突発性難聴以外の治療記事もとても興味のあるものばかりなので、是非ご覧になってほしい。自分もまだ30歳だが、将来また別の病気になったときにこの先生を訪ねる日がくるかもしれない。
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